ハイファイ堂メールマガジン

最近暖かい日々が続いており、昼間等上着がいらないくらい暑い日々の名古屋です。ただそんな暖かい日々に反比例するかのごとく、周りでは風邪が流行っており、各言う私も、治りかけではありますが、その一員でざいます。まだ少し鼻が詰まり気味の田村が今回はご案内させて頂きます。今回は何故だかこの頃ビギナーズ店に引き寄せられるかの様にたくさん入荷のあった品！今回はそれを題材に『バックロード祭り』なる物を開催してみました！
SANSUIのSP-707J・ALTEC950-8Bが入った自作バックロード・JBL4530に130A等を搭載したスピーカー・VictorのFB-7とFB-5、バックロードが5ペア並ぶだけで、かなり荘厳な光景です・・・

先ずは国産の雄SANSUIの誇るSP-707J！格子のサランネットは品格さえ感じさせてくれます。しかしその実、一度仮面を外すと大きな口を開けて待ってましたと言わんばかりのバックロードの登場です！！今回こちらのタイプは珍しい3wayタイプになります。D130+175DLH+075の構成となっております。上までしっかりとした繊細さを残しつつ、クラシックでも十分お楽しみ頂ける仕様となっております。

他にはJBL4530BKに130Aとドライバーホーンを搭載したシステムやALTECの950-8Bを搭載した自作バックロード等もございます！

今回はその中でもなかなか珍しい兄弟達をご紹介したいと思います。VictorのFB-7とFB-5でございます！どちらも珍しく、特にFB-7に限ってはなかなかお目に掛かれない代物です。バックロードの良さは何と言っても、迫り出す様な迫力感と広がりも感じられる音質だと思います。能率自体も高いので鳴らしやすさもあり、トランジスタアンプより真空管で鳴らして上げたいスピーカーです！
	さてさて折角の機会ですので真空管MQ60で兄弟の比較でも・・・と思い今回試聴してみました。試聴したCDはこちら！フォープレイとTHE PLANETSです。

FB-7はやはり音の巡りがよく、下からせり上げて来るかの様な低域と歯切れの良い反応の良さを感じさせてくれます。クラシックは、やはりオケは難しいかもしれませんがカルテットとかであれば音の広がりもあり、上までしっかりとしたサウンドを奏でてくれるので十分お楽しみ頂けます。FB-5はやはり弟機だけあって全体的なスケール感や力強さなどに劣りますが、やはり家に置きやすいサイズ設計ですし、ユニットをLE8Tや後ろのネットワークを変更しドライバーホーンで遊べたり自作派の方にも気軽に遊べるスピーカーです。スピーカーひとつで色んな遊びが出来たり自分也の音を作り上げたり等、商品工房ではそういった事にもご協力させて頂きますので、何かありましたらお気軽にスタッフまで声をかけて下さい。