ダイヤトーンのスピーカーハイファイ堂メールマガジン第783号大須本店

ダイヤトーンのスピーカー
ハイファイ堂メールマガジン第783号大須本店

大寒を過ぎ、木枯らしが吹き吹き付ける今日この頃です。真空管アンプが最も重宝される季節がやってきました。さて、今回は日本の名器、ダイヤトーンのスピーカーをいくつか紹介したいと思います。
NHKモニターの2S-305をはじめ有名なモデルが多数ありますが、ダイヤトーンといえば人の声の再生に強みがあると個人的には思っています。ピントのあった、定位の確かな再生で定評があります。日本的で守備範囲は広く、ジャンルにとらわれず使い勝手の良さが光るモデルが多くあります。
	2S-305D NHKモニター、2S-305の民生用バージョン。変更点はサランネットが外せることとキャビネットの色がウォールナットになっていること、入力端子が変わったこと、高域のアッテネーターが追加されている点です。

この変更によって好みのスピーカーケーブルを使うことができ、アッテネーターで細かい部分まで調整が可能になりました。好みに合わせて使って下さいという三菱の心遣いが感じられます。色付けの少ない音色はさすがはNHKモニター譲りで素直な音色です。個人的には真空管アンプとの組み合わせもおすすめです。
専用スタンドMC1385 別売の専用スタンドです。底面とネジ止めできるよう設計されています。スタジオ設置を前提にしているせいかツイーターがかなり高い位置になります。大きな空間で使用する際には重宝しそうです。
	DS-2000 なんといってもツイーターとミッドのボロンドームの恩恵か、独特の艶と広い音場が特徴。女性ボーカルなどは艶の乗った音色で、ブレスや息遣いまで繊細な描写もバッチリです。ラックスのL-570などを組み合わせると質感の高い音色が楽しめます。
DS-600Z 上記DS-2000やDS-1000の下位モデルです。お財布にやさしい価格帯ながらもなかなかの鳴りっぷりで、ジャンル関係なく鳴っています。さすがダイヤトーンといったところです。入門機としても最適で、セパレートにしなくてもプリメインアンプで十分楽しめます。サンスイのAU-α607あたりと組むとパンチ、メリハリのある音色が楽しめます。
	DS-600ZA 上記DS-600Zのマイナーチェンジ、アップグレードモデルです。発売もDS-600Zのわずか1年後で、サイズ、重量ともに同じですがユニットのレイアウトが若干変わっています。 Zはミッド、ツイーターが真ん中から外側にマウントされているのに対し、 ZAはミッド、ツイーターともに真ん中にマウントされています。また、スピーカーターミナルが変わっています。

左がDS-600Zで右が600ZAです。ターミナルが大型の金メッキ入力端子に変更、信号の伝送ロスを抑えるよう設計されています。
DS-77HR BK DS-77HRのブラックバージョンです。上記の600Zと比べてもワンサイズ大きく余裕のある鳴りっぷり。 ONKYOの対抗機D-77シリーズと凌ぎを削ったモデルです。 3wayの30cmモデルがこの価格、抜群のコストパフォーマンスです。
今回は大須本店で1/26現在店頭にあるモデルを紹介させて頂きました。視聴ももちろん可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。最後までお付き合い頂きありがとうございました。大須本店　及川　哲治

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大寒を過ぎ、木枯らしが吹き吹き付ける今日この頃です。真空管アンプが最も重宝される季節がやってきました。さて、今回は日本の名器、ダイヤトーンのスピーカーをいくつか紹介したいと思います。
NHKモニターの2S-305をはじめ有名なモデルが多数ありますが、ダイヤトーンといえば人の声の再生に強みがあると個人的には思っています。ピントのあった、定位の確かな再生で定評があります。日本的で守備範囲は広く、ジャンルにとらわれず使い勝手の良さが光るモデルが多くあります。
	2S-305D NHKモニター、2S-305の民生用バージョン。変更点はサランネットが外せることとキャビネットの色がウォールナットになっていること、入力端子が変わったこと、高域のアッテネーターが追加されている点です。

この変更によって好みのスピーカーケーブルを使うことができ、アッテネーターで細かい部分まで調整が可能になりました。好みに合わせて使って下さいという三菱の心遣いが感じられます。色付けの少ない音色はさすがはNHKモニター譲りで素直な音色です。個人的には真空管アンプとの組み合わせもおすすめです。
専用スタンドMC1385 別売の専用スタンドです。底面とネジ止めできるよう設計されています。スタジオ設置を前提にしているせいかツイーターがかなり高い位置になります。大きな空間で使用する際には重宝しそうです。
	DS-2000 なんといってもツイーターとミッドのボロンドームの恩恵か、独特の艶と広い音場が特徴。女性ボーカルなどは艶の乗った音色で、ブレスや息遣いまで繊細な描写もバッチリです。ラックスのL-570などを組み合わせると質感の高い音色が楽しめます。
DS-600Z 上記DS-2000やDS-1000の下位モデルです。お財布にやさしい価格帯ながらもなかなかの鳴りっぷりで、ジャンル関係なく鳴っています。さすがダイヤトーンといったところです。入門機としても最適で、セパレートにしなくてもプリメインアンプで十分楽しめます。サンスイのAU-α607あたりと組むとパンチ、メリハリのある音色が楽しめます。
	DS-600ZA 上記DS-600Zのマイナーチェンジ、アップグレードモデルです。発売もDS-600Zのわずか1年後で、サイズ、重量ともに同じですがユニットのレイアウトが若干変わっています。 Zはミッド、ツイーターが真ん中から外側にマウントされているのに対し、 ZAはミッド、ツイーターともに真ん中にマウントされています。また、スピーカーターミナルが変わっています。

左がDS-600Zで右が600ZAです。ターミナルが大型の金メッキ入力端子に変更、信号の伝送ロスを抑えるよう設計されています。
DS-77HR BK DS-77HRのブラックバージョンです。上記の600Zと比べてもワンサイズ大きく余裕のある鳴りっぷり。 ONKYOの対抗機D-77シリーズと凌ぎを削ったモデルです。 3wayの30cmモデルがこの価格、抜群のコストパフォーマンスです。
今回は大須本店で1/26現在店頭にあるモデルを紹介させて頂きました。視聴ももちろん可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。最後までお付き合い頂きありがとうございました。大須本店　及川　哲治

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