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こんにちは。
レコード店の矢田です。
2月に入りましたが、相変わらず寒い日が続いています。
ですが珍しくこの冬はいまのところ風邪をこじらせておりません。
というのも朝と夜に欠かさずうがい薬でうがいをしているためと思われます。それと適度な運動でしょうか。
このまま春まで乗り切りたい思いです。
今回のメルマガは真空管、KT88についてです。
KT88といえば、オーディオ用の出力管としてはとてもメジャーで採用しているアンプも銘機が多いです。したがって古今東西様々なものが市場にでまわっております。今回はあくまで私の私見ですが、現在入手出来るKT88 の長所、短所について書いてみました。
まずはじめにKT88の最高峰ともいうべきGEC/GOLD LIONでしょう。このイギリス製の真空管は主に60年代〜70年代半ばまで製造されたベースの茶色のもの、またそれ以降の黒いベースのものに分けられます。またGOLD LIONとして製造されたものはほとんど黒ベースです。
特に茶ベースタイプはもっとも品質が良いとされています。音も鮮明でかつ力強さもあり、かつ艶やかさも際立つ至高の音といった印象です。黒ベースのものは茶ベースに比べると品質も、音もやや荒削りな印象ですが、やはり完成度は他のメーカーに比べれば群を抜いています。
欠点といえば、現行で製造していないため、入手が困難であるということです。したがって値段も高騰しています。
茶ベースですと中古で1ペア7万円程します。
また同一のものを4本揃えるのもなかなか大変なところでしょうか。
しかしその品質の高さから、寿命の長さもピカイチです。その点を考慮すれば、最初に良い物をつかめば、長く使えるので、結果お得だという事もあります。
次はスベトラーナやJJに代表される東欧製です。
新品として購入できるKT88です。現行の真空管アンプの多くがこの東欧製を使用しています。
魅力はやはりその安さです。安価なモデルなら新品4本セットで1万5千円足らずで購入できてしまいます。
欠点はやはり品質でしょうか。同一の製造ロットでもプリントが個体ごとにずれていたり、本体が歪んでいたり、といった見た目で少しがっかりした経験があります。
音に関しては荒けずりですが、1本1万円以上する高価なタイプになればパワーも雰囲気あるそれなりの音になります。
寿命は極端に短くはありませんが、使うとガラスが黒ずんだり、ゲッターがくすんだりという使用感がでやすい印象です。
そしてゴールデンドラゴンに代表される中国製です。
こちらも現行で生産されており、新品として購入できます。
東欧製に比べるとやや高価な印象です。
ただ西欧のメーカーが品質を管理しているものもあり、東欧製のような雑さを感じた事はあまりありません。
音はというと、KT88らしい力強さはありますがどちらかというと、すっきりとまとまっているような印象です。よく言えばまとまっていますし、悪く言えば少し物足りない印象かも知れません。
中国製の最大の欠点としては寿命の短さでしょうか。東欧製のものでもそうでしたが、見た目に使用感がでやすく、また使用頻度、使い方によりますが、早いと1年程で寿命となるケースもあるようです。
ここまで大きく3つのグループに分けてKT88について書きました。
一番重要な音と関していえば、オールドのGECに匹敵するもは現行ではありません。音を追求するオーディオという趣味においてはGECを使われるのが最も理想です。入手の難しさはありますが、一度手にすれば長く付き合えますし、他に得られない至高を得られるのは間違いないと思います。
それを除いて東欧か中国かという選択をするならば、私の私見では東欧製です。見た目についての欠点を前述しましたが、やはり重要なのは音です。荒削りですが、力で押し切るようなサウンドはKT88らしく悪い印象はありません。また安価で、バリエーションも豊富なので、メーカーやグレード間の違いをいろいろ買いそろえて楽しむ事もできます。
つまるところその安さが魅力ということです。
最後は値段の話になってしまいましたが、皆さんはどのようにお感じになられたでしょうか。
次回はKT88と並ぶ銘出力管EL34を取り上げたいと思います。
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