ハイファイ堂メールマガジン


こんにちは！大須本店の小島です。僕がここに入社して２月で１年が過ぎましたが、まだまだ分からないことが多く、先輩や上司に相談しなければできないことが多々あります。その点は焦らず、じっくりと身につけていきたいです。今回は僕の部屋のオーディオシステムの一部を紹介します。この会社に入社して１年、自分の築き上げた音の嗜好がどんなものやら、客観的に見てみたくなりました。
	スーパーオーディオCDプレーヤーの第１号機となる、SONY SCD-1。これはこの会社に入社する前に大枚を投じて購入した、僕のオーディオシステムの顔ともなるものです。僕にとってプレーヤーに求めるものはなんと言っても精神的な安心感。このプレーヤーでなら安心してアンプに繋げられるという安心感をSCD-1はもたらしてくれます。その理由はまずなんといってもその存在感。ラックの上に鎮座するかのごとく、威風堂々としたその雄姿。約27kgにも及ぶ超重量級・堅牢ボディはこれだけでも十分に安心感をもたらしてくれそうです。
またメカニズム面で安心できる点もあります。 CDを読み取るレンズ部分、ピックアップが固定されているということです。ピックアップが動く通常のものよりも振動に強く、より正確な読み取りができます。この逆転の発想をメカに盛り込んだ技術者の方々には頭が下がります。すばらしい技術ですよ、コレは。写真にはディスクの上に金色に輝くスタビライザーが載っています。メディアがCDへと移り、ユーザーの介入できるところがほとんどなくなってしまったCDプレーヤーに唯一、ユーザーが手を入れることを許されたところがココ。 CDをトレイに入れ、その上にスタビライザー（重り）をおく。この手間が「よし、このCDを聞くぞ」という気にさせてくれるんです。コレ、とっても重要なことだと思います。
	本体正面についている表示窓です。テキスト部分と曲番、時間表記の部分が独立して表示するため、視認性がとてもいいです。最近のものはこれらを同じ部分で表記するためにドット表示が用いられ、個人的に高級感がない感じがしてあまり好きじゃないです。この至り尽くされたプレーヤーの定価は525,000円。これを高いととるか安いととるかは別として、これほどにユーザーに安心感を与えてくれるプレーヤーはそうはないと思います。

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