ハイファイ堂メールマガジン

毎度お世話になっております。日本橋店の水島です。朝夕一際冷え込むころ、皆様におかれましてはお変わりないでしょうか。私どもでは日替わりでスタッフの誰かが風邪をひいているような状況です。時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます。ホームページにて告知しておりますが、12/31まで買取10%・下取20%アップキャンペーン（買取表掲載品に限る）を行っております。是非ご利用ください。 http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu_sale/131115/index.html また12/1より大丸東京店に出店させて頂きます。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。 http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu_sale/131129/index.html
さて今回は、先日お客様と試聴する機会があったMcIntosh/C24を取りあげてみようと思います。

1964年に発売されたMcIntosh/C24、同社トランジスタプリアンプ初号機。時代毎に名機と呼ばれるモデルが多いMcIntoshですが、C24は発売期間が短かったこともありあまり知られていない（？）のか、ハイファイ堂でもあまり”日の目を見ることがない”アンプとなってしまっているのが残念で、今回少しばかりスポットを当ててみたいと思った次第です。 McIntoshといえばブラックパネルにブルーライトでおなじみですが、C24は名機C22のデザインを引き継いだ時代を感じさせる佇まい、ブラック&ブルーよりもある意味男心をくすぐるデザインではないでしょうか。肝心の音はというと、数あるMcIntoshのトランジスタプリアンプのなかでも少し毛色が違っています。所謂McIntoshサウンドというと、濃い・太い・艶っぽい・etc...あると思いますが、C24は”艶っぽさ”が少なくややドライでストレート、明朗闊達な鳴り方でしょうか。同年代のmarantzのトランジスタプリに少し似ている（marantzのようにハイ上がりといった感じはありませんが）印象です。またナローレンジですが音の密度は高く、閉塞感の無い大らかなサウンドが味わえます。古き良きサウンドなのでどうしてもSNが良くなかったり、多少のギャングエラーが残ってしまったり等々気になるところもありますが、個人的には非常に好感の持てるアンプなのです。
お店ではスピーカーJBL/4343BWX、パワーアンプALTEC/1590Bとの組み合せで元気に鳴っています。

ウラなんばのごく一部、局地的に相変わらずの和モノ・歌謡曲ブームが続いている訳であります。俗世では”日の目を見なかった”名曲が、ウラなんばのごく一部で漸くスポットライトを浴びようとしているのでございました。芝田洋一「酒もってこい」 YouTubeにもアップされています。これからの忘年会シーズンにも重宝すると思います。オーライ、酒もってこーい

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