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IPPIN図鑑 第14回「JBL EVEREST DD55000」ノ巻 解説近藤賢二・佐竹裕行、写真撮影佐竹裕行 Specifications 使用ユニット: 150-4H,2425H,2405H 許容入力 : 250W インピーダンス: 8Ω 音圧レベル: 100dB SPL(1W,1m) クロスオーバー周波数: 850Hz,7,5KHz 寸法:(W×H×D): 920×1410×510mm 重量: 145Kg |
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今回のIPPIN図鑑はJBLの大型スピーカー プロジェクト・エベレスト DD55000です。(佐竹) EVEREST(エベレスト)格好いいですね!大きいし存在感がもの凄くある。スピーカーの巨艦とも言うべきもので重量145Kgと超弩級クラスである。(近藤) |
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まずフロントです。 2ブロックに分かれたネットを外すと過激なデザインのユニット群が見れます。(佐竹) 特殊形状のHFホーンとユニークなユニット・レイアウトがスピーカー・システムの内側のあらゆる空間に正確なステレオイメージを構築させ、当時、さらには将来実現するであろう高度なプログラム・ソースにも十分対応するため、ダイナミックレンジも大幅に拡大して、250Wという当時として信じられないくらいの高耐入力を実現、音圧も100db SPL(1W,1m)もの高能力をも実現させた。(近藤) |
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佐竹君、この変形した特殊形状のエベレストを、いろんなアングルから表現して欲しい。内部も魅力的で興味がわくね。(近藤) ホーンです。ディファインド・カバーレージ・ホーンというホーンです。バッフル面に対して30度の角度が付いているそうです。(佐竹) |
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ウーファーです。150-4Hがついています。フレームがかなり厚いつくりです。 バスレフポートが2つ空いています。 このユニットも30度の角度が付いています。(佐竹) |
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スーパートゥイーターとアッテネータ部です。 トゥイーターは2405Hがついています。(佐竹) |
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ドライバーを外すとこうなります。バスレフポートからみえる部分には、黒い幕が貼ってあって表からは木目が見えないようになっています。なかは完全に2室に分かれていて下の部屋は上からケーブルがたれているだけです。(佐竹) |
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上からは4本のケーブルが出ていて2本がユニットからネットワークにつながりもう2本はスピーカー端子につながっています。(佐竹) |
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ウーファーの後ろ側はこうなっています。(佐竹) |
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後ろ側はこうなっています。(佐竹) ドライバーがボックスからはみ出ているのはユニークだね。(近藤) |
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上の部屋は後ろからネジを外すだけで外すことが出来ますが、エベレストには後ろに小窓が付いていてそこからネットワークをすぐに触ることができます。(佐竹) |
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小窓を開くとすぐネットワークです。(佐竹) |
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ネットワークの調整がすぐ出来ます。(佐竹) |
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小窓の開閉部は変わった形のヒンジが付いています。(佐竹) |
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後ろの板を開けるとこうなります。かなり角度が付いてホーンが付いています。(佐竹) |
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ホーンを後ろから見た所です。(佐竹) |
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ドライバーの後ろに見えるのがトゥイーターとアッテネータの取付部です。(佐竹) |
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トゥイーターの後ろのアップです。(佐竹) |
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アッテネータの後ろ側です。かなり沢山のコードが後ろからでています。(佐竹) |
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ネットワークのボードの裏側です。(佐竹) |
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上の部屋から下の部屋へのケーブルの渡し口です。(佐竹) |
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ホーンのスロート部は水平方向に平べったくなっていて途中から水平方向のカーブが出ています。 ドライバーの固定部は金属のプレートに固定されています。 真ん中の柱は木で出来ています。(佐竹) |
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サランネットの上の部分です。(佐竹) |
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ネットの下の部分です。 2つのサランネットは同じ形のようで微妙に違います。(佐竹) |
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スピーカー端子の部分です。意外と端子は小さくて太いケーブルは入らなさそうです。(佐竹) |
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サイドから見たところです。かなり分厚いです。(佐竹) |
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エベレストは以前IPPIN図鑑でとりあげたJBLのD31050の現代版のような感じでした。かなり奇抜なデザインですが、すべてが計算さてれいて調和されている感じがします。 第12回のバルセロナは見た目をよくするためのデザインでしたが、このエベレストは遊んだデザインはほとんどない昨日重視のデザインです。どことなくパラゴンの面影があります。視覚が音に与える影響もかなり考えていると思います。視覚と聴覚で聴く人を圧倒してくれるスピーカーですね。 こんな大きなスピーカー置ける家に住んでみたいです。(佐竹) 不朽の銘品パラゴンを超越するコンシューマー・スピーカーの開発を目指し、JBLの持てるすべての英知を傾注して完成させたのが、このエベレストDD55000である。数年にわたる丹念な音響解析によって誕生した。羨望と圧倒的な賞賛で迎えられたEVEREST”エベレスト”DD55000は精微を尽くし、まさに絶嶺を極めた、広大な音場再現能力を誇った。エベレストを鳴らには、アンプはやはり時代に相応したMclntosh MC-2500かMC-2600で聴きたいものだ。(近藤) |
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