メルマガバックナンバー
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ハイファイ堂メールマガジン第89号
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ハイファイ堂は年中無休ですのでお盆休みはありません。
通常通り10:00より20:00まで営業しています。
ご好評のサマーセールは8/31まで。
ホームページのトップでセール情報をお知らせしていますが、
更新日は店によって異なります。
セール商品を順次補充していますのでチェックをお忘れなく。
メルマガにもお盆休みはありません。
先週予告した通り読者プレゼントも用意しました。
CDプレゼントを実施します。
プレゼントするCDを選んでくれたのは京都の近藤さんとcappuccinoさんです。
オーディオ派の近藤さんは夏らしくボサノバのアルバムを選びました。
イリアーヌの「夢そよぐ風」を紹介します。
ライブ派cappuccinoさんはライブで聞いた曲が入っているアルバムです。
オルガン奏者敦賀明子の初リーダーアルバム「ハーレム・ドリームズ」。
ライブの様子はcappuccinoのJazz Liveめぐり第4弾をご覧ください。
欲しいCDタイトルとお名前、送り先を明記の上、
下記メールアドレスまでご応募ください。
締め切り日時は8/19(木)21:00です。
mailto:merumaga@hifido.co.jp
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【今週のトピックス】
1.暑い夏はボッサのリズムで 近藤賢二
2.cappuccinoのJazz Liveめぐり第4弾
3.解体新書 Technics SH-8075
4.不定期連載「ふらり秋葉原」第15回 秋葉太郎
5.メルマガオークション
6.各店から一言
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●《1.暑い夏はボッサのリズムで 近藤賢二》──
今年はずいぶん暑い日が続いていますが、
メルマガ読者の皆さんいかがお過ごしでしょうか。
やはり音楽で夏といえばボサノバですよね!。
これぞジャズファンの夏、です。
そこで、暑く気だるい午後のひと時、
そよ風とともに流れるスローなボッサの歌とリズム、
タイトルは「夢そよぐ風」ボーカルはブラジル出身の美人実力派
(ボ−カリスト〜ピアニスト)イリアーヌ(Eliane Elias)である。
私も彼女のアルバムは何枚か持っている。
「イリュージョン」「私の中の風と海と空」「風はジョビンのように」等で、
なぜか夏向きの爽やかなタイトルばかり。
歌は抜群に上手いというわけではないが、
もともとボサノバを歌うのに技巧などは不要だと思う。
ボサノバ特有のリズム感やフレイジングのセンスを保持しているかどうかである。
イリアーヌは、それらの点で、
これまで登場したボサノバ・シンガーたちになんら劣ることはないと思う。
最近のニューリリースアルバム「夢そよぐ風」の録音がこれまた抜群に素晴らしい。
低域がたっぷりと豊かで、リラックスした、
まさにボサノバのリズムにピッタリの音作りである。
イリアーヌのボーカルは中央にクリアーに定位して、
マイケル・ブレッカーのテナーサックスとの絡みも抜群で、
音場空間はスムーズで音抜けがよく、
バックでのストリングスの乗せ方も絶妙で見事である。
これは最高な気分にしてくれます。
一度ご試聴あれ!。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/special2/040813/index.html
●《2.cappuccinoのJazz Liveめぐり第4弾》──
7月30日(金)、訪れたのは大阪のJazz On Top です。お初です。
階段をトントントンと降りていきますとカウンターとテーブル席があります。
個人的に今晩のLiveを楽しみにしていたので1時間前に入店したのですが、
すでに数名のお客様がいらっしゃいました。
“敦賀明子 オルガン トリオ”はニューヨークでご活躍中。
ドラムスはグラディ・テイト、ギターは井上 智。
5月にリリースされた敦賀さんの初リーダーアルバム“ハーレム・ドリームズ”
収録メンバーのJapan tour。
さ〜て、メンバーが登場しました。どんなLiveになるか楽しみ。
ステージ真ん中にハモンドオルガンB-3がセッティングされています。
今回は“ハーレム・ドリームズ”から数曲演奏されました。
“KIKO” は、グラディ・テイト作曲。軽快なブルース。
三人の演奏が仲良く楽しそうにおしゃべりしてるようだった。
“グリーン・スリーブス”は、オルガンの温かみのある音色が
井上さんのギターと良く合ってなんともい〜感じ。
“男が女を愛する時”これは楽曲がオルガンのトーンとすごくマッチ。
切ない音を奏でる敦賀さん。
オルガン特有のメリハリをつけながらもドラマチックな展開へ。
これは、「黒人」フィーリングだけではない、「本物のスピリット」。
ハーレムでも観衆を唸らせただろうなぁ。
“そよ風と私”夏に合うラテン系。足取り軽やか、ウキウキ気分。
爽やかな風と木漏れ日を浴びながらオープン・カフェでカプチーノ。
それとも夕暮れに・・・。他の演奏曲もお見事!ブルージー万歳。
あ〜、1ステージしか拝聴できず残念。
グラディ・テイトが披露した歌は“マイ・ファニー・バレンタイン”
渋いよなぁ。甘い声と溜めを効かせた歌唱。
でも、スイング感あってさりげなく歌い上げる。さすがです。めちゃくちゃ感動。
ドラミングはいうまでもなく上手い。
演奏中は厳しい表情のテイト氏ですが、舞台を終えると優しいおじさまでした。
今夜のLIVEが楽しみだった訳。私はドラムスとオルガンが好き。
昨年11月にNYのビレッジ・バンガードで鑑賞したルー・ドナルドソン・カルテットで
共演していたオルガン奏者Dr.ロニー・スミスの演奏がファンキーで、
もう最高にノリノリでした。
そのロニー・スミスのお弟子さんが今夜の主役、“敦賀明子”さんです。
大勢のJazz Musicianと共演されてるドラムスのグラディ・テイトは
5月に高槻 Jazz Streetで、まろやかな歌声で観衆を魅了。
ドラムスも披露。こりゃ、Clubでドラムス演奏も是非聴きたいと思ってた。
井上 智のNY Smoke で収録した、ギターとベースのデュオCDを拝聴。
ファンキー好きの私には、とても神秘的な世界に驚いた。
偉大なジム・ホールとも共演されてますよね。
今夜はファンキー、ジャジー、ソウルフル、ブルース、ラテン、ボサノバ、
クラッシックとバラエティに富んだ演奏。
「決め」に厳しいグラディ・テイトの様子を伺いながらも、
始終笑顔で力強く演奏された敦賀さんはお父様のコメント通り「度胸」があります。
NYのJAZZ CLUBの雰囲気が伝わるパフォーマンス。
楽器特有の音色は当然ながらあるのですが、
その人しか出せない味を表現するのが個性というのでしょうか。
敦賀さんの人生感を垣間見る演奏を堪能しました。
『暖炉』のような温かみのあるオルガン。
プラス、メンバーの温もりも感じたcappuccino。
実は、雰囲気の良いご夫妻と席が隣同士になり、
開演まで話しに花を咲かせていたのだが、吃驚仰天!
このご夫妻は“敦賀明子”さんのご両親だったのだ〜!少し裏話等も拝聴。ラッキー。
“敦賀明子”の名前だけでも、お客様が集まって頂ける様になるのが
お父様の夢だそうです。
楽しく、気さくなお父様と優雅なお母様でした。
敦賀さんはハモンドオルガンB-3のドキュメンタリー映画に出演する予定とのこと。
今後の活躍も楽しみな関西出身のオルガン奏者です。
皆さん、次回は是非Liveに足をはこんで下さいね〜。
敦賀明子さんの公式ホームページ
http://akikotsuruga.com/
敦賀明子オルガントリオメンバー紹介とCDの内容はこちら
http://www.hifido.co.jp/merumaga/special/040813/index.html
●《3.解体新書 Technics SH-8075》──
アナログオーディオのリスニングルームとオーディオシステムのマッチングに
欠かせないのがグラフィックイコライザーであった。
今回はTechnicsグラフィックイコライザー SH-8075の解体です。
佐竹君、解体の回数を重ねるたびに、円熟度も増し充実してきていますよ。
写真、そのコメントも Good!。
今回も頑張ってください。
グラフィックイコライザーTechnics SH-8075についてのコメントと
見せてほしいポイントは下記の通りです。
京都市 近藤賢二
”最適なリスニングルーム・スタイルに、
純度の高まる音楽ソースを心地よくフィットさせる”
1982年アナログオーディオ全盛期に登場したグラフィックイコライザーは、
当時各オーディオメーカーが競って機種を発売した。
Technics SH-8075はオーディオシステムの標準仕様で、
音楽を取り巻く環境は一段と急に高純度になりつつある中で、
リスニング環境へのリスナーの取り組みも重要さを増すばかりであった。
オーディオファイルの誰しもが理想のリスニング環境で聴くという条件は
所詮無理なことである。
そうした部屋とオーディオシステムとのマッチングに欠かせないのが、
この音場を自在に操るグラフィックイコライザーであった。
16Hz〜20KHzの広帯域をL・R ch独立した33素子数で、
周波数特性の補正をより完璧にした。
正確な音場補正・厳密な音作りの求められる
多素子数コンスタントQバンドパスフィルター方式で、
各バンドの調整を強力にした。
メインとなる33分割の調整機能とは独立して、中心周波数、調整帯域幅、
バンドレベルの連続可変が可能なバリアブルイコライザーも搭載している。
スライドさせた各ノブのパネル上に描く曲線が
そのまま特性の補正カーブを表すほどのキメ細かさで、
しかもこれだけの素子数を誇りながらもアジャストをより完璧なものとするべく、
調整を左右独立して行えるよう設計されており、
リスニング・ルームも含めた再生システム全体の音響特性補正に、
より自由な音作りに、俄然、威力を発揮した。
そして、1991年Technics はデジタル時代に対応したGシリーズ
高性能グラフィックイコライザーSH-GE100を登場させた。
SH-8075の「可変素子ノブ」には小さな赤く輝くランプ(LED)が装備されており、
部屋の明かりを暗くすると、実に幻想的で美しい光の花を咲かせてくれた。
今から思うとインテリアにも抜群の効果であった。
☆ 解体して見せて欲しいところ
(1)33素子(L/R)可変素子レベルの仕組み
(2)イコライジングカーブが一目で分るLED付きレベルコントロールノブと
LED点灯のところ
(3)シャーシ基盤回路(トランジスター)
(4)裏面各端子
その他解体できる範囲で、珍しいところがあれば見せてほしい。
佐竹の解体はこちらをご覧下さい。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kaitai/040813/index.html
●《4.不定期連載「ふらり秋葉原」第15回 秋葉太郎》──
アンプのシャーシーを色々考えた結果、銅板で作ろうと決め、
秋葉原のシャーシー屋さんを見て回った。
加工してもらうと約50000円位かかると言われたので、
予算の関係上自分で出来るところはやろうと思った。
真空管のソケットとトランスの穴を開けるのが大変なので、
東急ハンズに行って2mの銅板を買い、箱形の加工を見積もってもらったら、
とんでもない値段になった。
加工は穴だけにしてもらった。
回りの枠を木で作ると銅板と穴の加工賃と合わせても1万円でお釣りがきたので、
安く出来上がりそうだ。
その分をトランス及び真空管にまわした。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/tarou/040813/index.html
出力トランスを橋本のトランスに決めたが、
電源トランスは既製品のは思った数値がなかなか無い。
秋葉原でトランスを作ってくれるところを探して作ってもらうことにした。
トランスが出来上がるまでに2週間かかると言われたが、
出来上がるのが楽しみである。
その間に真空管を色々見てまわり、RCA及びSILVANIAのもので揃えた。
抵抗は必要な数値がなかなか揃わないので、いろんな店を回った。
あとはコンデンサーをどこのメーカーにしようか友人に聞くと、
ビタQが一番良いと言われたが、なかなか揃わなかった。
当分秋葉原に通う日々がつづくであろう・・・
(次週につづく)
●《5.メルマガオークション》──
88号の開札結果です。
1.STEREO SOUND NO.23特別増刊 ステレオ・カセットのすべて
入札:2件 最高価格: 1,501円
2.THORENS スタビライザー
入札:2件 最高価格:10,000円
3.昇圧トランス ソニー HA-T10
入札:4件 最高価格: 1,900円
今週の締切日時は8/19(木)21:00です。
1.別冊ステレオサウンド 世界のオーディオ HI-FI COMPONENTS SERIES
Vol.1 LUX篇
昭和50年12月30日発行 B5版259頁 定価1,200円
人気のステレオサウンド別冊 世界のオーディオシリーズの1号 LUX篇です。
背表紙などに多少傷みが有りますが状態はいい方だと思います。
LUXの歴史が俯瞰できる一番良い本だと思われます。
初期のラックス製品についても多くの記事が載っていてとても勉強になる本です。
この本の中に"Q&A ラックス製品に関する質問と回答
回答=ラックス株式会社"というコーナーがありますが、
このコーナーでラックスのオーディオ哲学が語られています。
ほんとうに良いメーカーだなとつくづく感じられます。
またこのコーナーはかなり勉強になること
(オーディオ全般や、LUXの製品の使いこなし方のコツみたいなことまで)が
載っているのでお薦めです。
LUX製品愛用者の方は是非入札に御挑戦ください。
”Vol.1”なのでかなり力の入った作りです。
もちろん別冊の追補版もちゃんとついています。
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=53&id=0405301&l=JP
2.強化電源 THORENS TPN2000 定価¥19,000
大人気!!トーレンス用強化電源!!
大型電源トランスと同サイズの1:1絶縁トランスを組み合わせた
専用ACアダプタです。
トーレンスプレーヤーお持ちの方必須アイテム!!
対応機種:TD190/TD280/TD295/TD318/TD320/TD321/TD325/TD520/
TD521/TD2001/TD3001
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3.ケーブル ORTOFON TSW-5000SILVER(L) 定価¥80,000
今や手に入らない名ケーブル! 99.9999%の高純度シルバー素線を使用した
2芯シールドケーブルはカートリッジの性能をグッと引き立ててくれます!!
(L型5PINコネクタータイプ)
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●《6.各店から一言》──
<秋葉原店>
こんにちは。秋葉原店宮内です。
去年の冷夏の反動でしょうか、暑い日がつづいております。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
といいますが、なかなかそうもいきません。
やはり冷たいものを摂って、暑さをしのぎたいものですね。
ぼくはこの季節はやっこが好きで、毎日食べています。
なにか美味しい食べ方がありましたら教えて下さい。
宮内雄教
http://www.hifido.co.jp/merumaga/akiba/040813/index.html
<日本橋店>
日本橋店は、今回Mcintoshの特集をお送りします。
今回は、日本橋店店長の山田が特集を致します。
毎日、毎日なんとも言えない様な、暑さが続いていますが
皆様どうお過ごしでしょうか。
ちょっとMcintoshで、この夏のサウンドを変えてみては
涼しくはならないかな〜!
山田和彦
http://www.hifido.co.jp/merumaga/nihon/040813/index.html
<大須本店>
こんにちは、大須の浅井です。
今回のメルマガは、夏の暑さを吹き飛ばそう企画、第一段。
四十度以下の気温なんて、ぬるま湯みたいに感じてしまう。
そんなシステムのご紹介です。
浅井隆太郎
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/040813/index.html
<ハイファイ堂レコード>
初めまして、新人の津山と申します。
ハイファイ堂に入り1ヶ月程経つのですが、
今回は私が興味を持った商品を紹介したいと思います。
レコード店に来店された事のない方は以外に思われるかもしれませんが、
結構オーディオも置いてるんです。
暇つぶしでも構いませんので、一度ご来店下さい。
もちろん、メインのレコード・雑誌もたくさん(膨大)あります。
今週のハイファイ堂レコードHPは「埋もれた名品・珍品」です。
津山 貴昭
http://www.hifido.co.jp/merumaga/2f/040813/index.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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秋葉原店
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日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休