メルマガバックナンバー
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
ハイファイ堂メールマガジン第73号
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
先週のメルマガで守山倉庫店期間限定オープンのご案内をしたところ、
いまだかつてない反響がありました。
どれでも1個1,000円というのはマニアのハートを熱くするようです。
最初で最後の守山倉庫店は4/29〜5/9だけオープンします。
営業時間は10:00〜18:00です。
守山倉庫店ご来店希望の読者は事前にご予約ください。
mailto:merumaga@hifido.co.jp予約していただいた方だけに守山倉庫店の場所をご案内しております。
4/27にメールにて守山倉庫店の場所をご案内する予定です。
守山倉庫店ご来店を予定されている方は
ゴムの滑り止めが付いた軍手をご用意されることをおすすめします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今週のトピックス】
1.不定期連載「ふらり秋葉原」第2回 秋葉太郎
2.解体新書 リクエスト紹介
3.メルマガオークション
4.各店から一言
5.ハイファイ堂守山倉庫誕生秘話
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●《1.不定期連載「ふらり秋葉原」第2回 秋葉太郎》──
SANSUIの昭和31年のHF-V60を購入してから
私のオーディオのイメージが全く変わってしまった。
ピアノの音がそこで弾いてるように聞こえるようになった。
今までのアンプは、トランジスターだったせいか機械的だった。
真空管を初めて手にして自然の音のような気がしてきた。
何分古いのでコンデンサーと抵抗と内部配線など交換しようと思った。
全てバラバラにしようと思ったが、電気のことは殆どわからない。
分解する前に画用紙に全てを書き写した。
幸いにもボンネットの裏側に配線図の小さな紙が貼ってあった。
あまりにも小さくわかりづらいのでこの配線図も画用紙に書き写した。
翌日は小雨が降っていた。
自転車で行くのが大変だったので電車で秋葉原に行った。
ラジオデパートの小さな色々な部品が売っているお店でまずははんだごてを買った。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040423/photo/akiba_taro.jpgウエスタンの1950年代の線を見つけた。
全ての配線をしようと思って値段を見るとメーター2000円もしたが5m購入した。
その他、友達から聞いていたコンデンサーのビタQの0.1を2個、
0.047を2個、抵抗はアーレンブラッドリーを買った。
雨の中をハイファイ堂まで歩いて行くと、
店長が「この雨の中今日は何しに来たんですか」
「SANSUIのアンプをバラバラに分解したので部品を買いに来た」
「もうバラバラにしたんですか?だいじょうですか?」
「電気はプラスとマイナスしかないから何とかなるでしょう」と言うと
「そんなに簡単ではないでしょう。専門家に任せた方が良いでしょう。
もし上手に出来なかったらうちのサービスで見てもいいですよ」と言ってくれた。
私は何の不安もなく作る決心がついた。
本当に完成するのだろうか?
(次回に続く)
●《2.解体新書JBL4343 リクエスト紹介》──
リクエストをいただきながら諸般の事情で解体できていないものが多数あります。
今週は実現しない事情とともに解体リクエストを紹介いたします。
1.商品がない!
入荷次第お応えしたいリクエストです。
小樽のS様よりいただきました。
ALTECのデュプレックス系を解体願います。
一つ一つ部品を見てみたいです。
高いものですが、是非お願いしたいものです。
インターネットのHPでも、未だかつてやった人は
いません。すご〜くお願いです。
ばらして見せてください。
2.解体人は誰?
解体人を選考中です。
西宮市のK様のリクエストです。
ナカミチの「1000ZXL」または「DRAGON」です。
この2点、いずれも御社日本橋店より購入させていただき、
現役で働いてくれておりますが、中身はどのようになっているんだろう?
といつも疑問に思いつつ鳴らしております。
私の腕では自分の愛機をバラして元に戻すだけの実力はございませんので(笑)、
ぜひこの企画でやっていただければありがたく存じます。
3.似たような商品があったのですが...
リクエストをいただいた前日に売れてしまいました。
京都の近藤賢二様より熱のこもったリクエストをいただいています。
コロムビアのレコードプレーヤーRG-601の解体をお願い致します。
珍しいマジックアイが付いているモノラルの電蓄
(この電蓄と言う言葉こそが懐かしく憂いを誘うようです)
また、マジックアイこれはレトロですね、
あのころラジオでマジックアイが付いているのが欲しくて、
小遣いを貯めてやっと買ったのを思い出します。
部屋の明かりを暗くして、淡いグリーン色に輝く光に魅せられました。
SP盤とLP盤を聴く時はトーンアームのカートリッジの先に付いている切り替えツマミ、
これをプラグイン方式と云って左右に廻して切り替えをしたのを思い出します。
当時は自分でラジオ、レコードプレーヤ、スピーカー等々は
部品を買ってきて全部組み立てたのを懐かしく思い出します。
また、これは4,50年代のJAZZが実に哀しいほど似合いそうですね。
ラジオチューナーもついている事のが憎いですね。
これはぜひとも真空管、トランス、ハンダ付け
(当時は今のプリント配線なんか夢の夢でした。)
勿論マジックアイも拡大(写真)して、
できるだけ珍しく,懐かしい所を全部バラシて見せてください。
期待しています。
●《3.メルマガオークション》──
72号の開札結果です。
1.Stereo Sound 1976 WINTER 別冊
入札:7件 最高価格:12,000円
2.Q盤大辞典 '94.5月、'95,12月2冊セット
入札:8件 最高価格: 2,501円
今週の締切日時は4/29(木)21:00です。
1.'77-78国内・海外オーディオ機器事典
COMPONENTS LINE-UP
株式会社創美企画 1977年5月25日 638頁 ハードカバーB5版
定価2,000円
ハイファイ堂でもStereo Sound社のステレオガイドとならび、
貴重な資料となっている「COMPONENTS LINE-UP」の77-78年版です。
ステレオガイドと同様ステレオの年鑑と思ってもらえばいいと思います。
ステレオガイドとの違いは写真とレイアウトがキレイなところでしょうか。
さらにアンプなどの製品の紹介には数行の紹介文があるので、
ステレオガイドよりは読んでいておもしろいです。
すべての機器がその種類の値段別に並んでいるのも、
ステレオガイドとは違います。
パーツ、アクセサリー関係の商品も多数掲載しています。
すこし鉛筆での落書きがあります。シミも少しあります。
背表紙も少し日にやけてますが、全体的に状態はよくキレイです。
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=37&id=0403702&l=JP
2.無線と実験 1969年1月号臨時増刊
'69ステレオ・リスニング・テクニック 特集プリアンプの設計と製作
昭和44年1月21日発行 B5版 438頁 定価1,000円
'69年のMJの別冊です。
QUAD 33,JBL SG-520,MARANTZ 7T,TECHNICS 30A等
の貴重な回路図が載っています。
ほぼ全編にわたってプリ、プリメイン・アンプの話題です。
何故か印刷してある紙が黄色、青、赤、緑と白とカラフルです。
古い本ですが目立った破れなどはなく、比較的キレイです。
若干シミがあります。
1969年、内外オーディオパーツ集というのもあって、
当時のオーディオにどんなパーツが使われていたかが載っています。
真空管がどれで何本付いているか、ダイオードが何石とかが載ってます。
例えば、LUX SQ38Fなら
構成50C-A10PP×2、出力30W-30W、歪み率0.5%以内、周波数特性・・
といった感じです。
今ではなかなか手に入らない貴重な資料になると思います。
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=37&id=0403701&l=JP
3.MARANTZ MODEL9K ASSEMBLY MANUAL
MY #9製作への第一歩!
9KはソールマランツがMODEL1を作って25周年ということで製作されたようです。
以下「企画意図」から…
「通常のキットとは、かなりその意味が異なります。
オリジナルな音の記録は現実にはありませんし、
現状の古いアンプもパーツの老化も含めて、本来の音の保証もありません。
この音については、よく知っておられるユーザーに作っていただこうという趣向です。
その点をよくご理解いただいた上で、
限定台数のパーツの販売をいたすことになりました。」
たしかに通常のキットとは違い複雑です。
表紙にすこしシミあり。
ページの抜けは有りません。
「組立説明書の変更について」(正誤表)も付属しております。
商品お問い合わせ先日本橋店
mailto:nihon@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=37&id=0403703&l=JP
●《4.各店から一言》──
<大須本店>
今回は2階の書籍コーナーより、
普段ホームページで紹介されていない雑誌を取り上げてみました。
大須本店二階にはステレオサウンド以外にも
オーディオに関する書籍が所狭しと山積みされています。
その中でも内容豊富でお値打ちなのが、AudioAccesesoryとstereoです。
こちらはどちらも、各1冊・税込み105円です。
(創刊号から10号までは除きます)
はっきりいってお値打ちだと思います。
岩村浩一
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040423/osu.html
<日本橋店>
いい季節になりました。
新緑の黄緑と濃緑が、鮮やかなコントラストをつくっています。
毎年この時期に、部屋の大掃除をするのは私だけでしょうか?
何故なら冬は厚手のコートやセーター等で、かなり埃っぽくなっているので、
年末ではなく今の時期に、一番気合いの入った掃除をしている訳です。
そういえば夏のエアコンのトラブル(ドレン管の詰まりなど)も、
冬に溜まった埃が原因、という事が結構有るようですよ。(一体何の話だ?)
つまり、ジメジメの梅雨が来る前に、
部屋の埃も、オーディオ機器の上に溜まった埃も取り除いてしまいましょう、
という事です。
さて、私が担当するのもこれで3回目となりました。今回は趣旨を
・・・・・変えずにまたDIATONEです。
徳重 健
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040423/nihon.html
<秋葉原店>
ボンジュール! シュール・レアリスティック・ピローな市川です。
さて、巷では空前のカフェ・ブームですが、
皆さんは音楽を聴きながらお茶したりします?
又どんな曲にどんなメニューを合わせて楽しんじゃいますか?
ということで、シリーズ3回目の今回は
題して”Cafe Samba go-go-seven"
(またはブラジリアン・コーヒーin千代田区外神田!?)です。
市川幸治
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040423/akiba.html
●《5.ハイファイ堂守山倉庫誕生秘話》──
守山倉庫店の店長は寺本光男です。
守山倉庫を契約した本人、ハイファイ堂代表取締役です。
先週ご覧いただいた倉庫の商品がどのようにして集まったのかは
寺本が守山倉庫を借りるまでのいきさつを紹介することによって
お察しいただけるかもしれません。
寺本が勤めていた同業他社からフランチャイズの形で独立したのは1995年。
そのとき寺本は44歳。
起業するには微妙な年齢でした。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040423/photo/boss.jpgフランチャイズ契約を解消し、ハイファイ堂を創業したのは1996年です。
ハイファイ堂の創業セールは毎年2月に行いますが創業日は2月1日です。
ハイファイ堂の第1号店は名古屋市中区大須3丁目5-13ハセビル2Fです。
店舗面積は10坪、従業員はアルバイトが1人でした。
無線と実験、ステレオサウンド、オーディオアクセサリー、
主なオーディオ雑誌に広告を掲載してみたものの店は閑古鳥の巣。
店舗の立地条件が良くなかったこともありますが、
知名度の低い店には買取の問い合わせもありません。
お客さまには「専門店じゃなくてジャンク屋だ」とまで言われる始末でした。
通信販売にかけてみようと目を付けたのがインターネットでした。
1996年12月にホームページを立ち上げましたが、
インターネットは当時あまり注目されていなかったこともあって、
メールでの問い合わせはほとんどありませんでした。
オーディオ雑誌に載せた広告の効果が出始め、
通信販売や買取の件数が徐々に増えてきた頃、運命の電話がかかりました。
「2〜3日中に不渡りを出すからすぐにオーディオを処分したい」
電話の主は徳島県の会社社長でした。
寺本の嗅覚は鋭く動きました。
近所のレンタカーショップに4t車の手配を依頼すると、
ハセビルの管理人室へ走りました。
「開いている部屋を短期間貸して下さい」
寺本の勢いに驚いていた管理人さんですが、
事情を察して大家さんに連絡を取ってくれました。
「この部屋が空いているよ」
と30坪の部屋を貸してくれることになりました。
アルバイトを店番において寺本が徳島へ急行しようとしたその瞬間、
電話が鳴りました。
「バルセロナを売りたいんだけど」
高知在住の方からのお問い合わせでした。
「明日、徳島へ行くんですよ」
と寺本が答えると、
「じゃあ、愛媛県の川之江ジャンクションまで持って行くよ」
とのこと。
4t車でフェリーに乗り込み一夜を明かすと徳島でした。
由緒ある旧家と思われる家の広い庭に車を乗り入れると蔵が4つありました。
興奮を抑えながら寺本は4t車にオーディオを満載しました。
川之江ジャンクションで待ち合わせしていた
バルセロナの持ち主が1番目のお客様でした。
引き取ってきたオーディオを見せると
McIntosh MC60×2ペアの商談が始まりました。
http://www.hifido.co.jp/search/new.php?old_view=04-18669-25994-50-2004-03-14&basket=-1&cm=1&menu=1買い取り予定だったALTEC BARCELONAは下取りに変わり商談が成立しました。
http://www.hifido.co.jp/search/new.php?view=04-18290-23883-00&basket=0&cm=1&menu=1
名古屋に戻ってから商品を店頭に並べたのはもちろんですが、
ホームページにもアップしました。
徳島の買取はハイファイ堂にとって一大事件でした。
オーディオ専門店として注目されるようになる契機であるとともに、
商品保管用に倉庫を借りることにもなりました。
守山倉庫が誕生します。
契約日は1998年8月7日です。
6年近くの歳月が降り積もったような守山倉庫。
あらゆる意味で店頭で売ることがためらわれる商品ばかりですが、
マニアの遊び心を満たすことはできるかも知れません。
寺本が皆様のご来店をお待ちしております。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040423/photo/boss2.jpg
守山倉庫店は完全予約制です。
ご来店日時を事前にご連絡ください。
場所のご案内をさせていただきます。
mailto:merumaga@hifido.co.jp−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
メールマガジンバックナンバーはこちらでご覧ください
http://www.hifido.co.jp/logtop.html登録内容の変更・配信停止をされる方
http://www.hifido.co.jp/mm/index.htmlハイファイ堂へのご意見・お問い合わせ
mailto:merumaga@hifido.co.jpご愛読ありがとうございます
株式会社ハイファイ堂
愛知県名古屋市中区大須3-11-30
http://www.hifido.co.jp/index.html
大須本店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600
秋葉原店
〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751
日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休