メルマガバックナンバー
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ハイファイ堂メールマガジン第72号
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名古屋市守山区にある某公園のかなり散ってしまった桜を見ながら、
ハイファイ堂の店長3人が何やら話しています。
「開けたらメシなんていつ食えるか分からない」
「手が汚れる前に済ませておこう」
ガサガサと取り出したのは会社から支給されたお弁当。
時刻は正午にさしかかろうかというところです。
わさび漬けで涙目になったことを除けばなごやかな昼食風景です。
腹ごしらえを済ませ、いよいよ倉庫のシャッターを開けます。
越濱店長、村越店長はある程度覚悟ができていたはずですが、
川井店長は倉庫へ来るのが初めてです。
倉庫の現状認識にズレのある3人が異口同音に発した言葉は
「なんじゃこりゃあ!!」
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040416/moriyama.html
62坪の倉庫を埋め尽くすオーディオの数々。
積み上げ方もハンパじゃありません。
3人の店長が受けた社命は「守山倉庫を1ヶ月で引き払うこと」でした。
日が暮れるまで商品と格闘した店長達から出た案は何でしょうか?
詳しくはトピックスでご紹介いたします。
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【今週のトピックス】
1.不定期連載「ふらり秋葉原」第1回 秋葉太郎
2.解体新書JBL4343
3.メルマガオークション
4.各店から一言
5.最初で最後!ハイファイ堂守山倉庫店期間限定オープン
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●《1.不定期連載「ふらり秋葉原」第1回 秋葉太郎》──
今週から謎の社外ライターによる連載「ふらり秋葉原」が始まります。
秋葉太郎氏からご挨拶代わりに写真が届きました。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040416/akibataro.html
写真から察するとオーディオ自作の趣味がある、
もしくはオーディオ製作で収入を得ているような雰囲気です。
そんな筆者が毎日のように出かけるのは秋葉原です。
「ふらり秋葉原」は原稿が届いたら掲載することになっています。
筆者の都合で原稿の長さも毎回変わるようです。
どのような展開になるかは筆者も知らないそうです。
不定期連載「ふらり秋葉原」第1回 秋葉太郎
本日は天気が良い。
自転車に乗り秋葉原にふらりと出かけた。
いつものようにまずハイファイ堂に行く。
店内を一通り見渡すがいつもと何ら変わらない。
それもそのはずである。
一日おきに来ていては変わらないのも当然だ。
店の片隅に今までに見たことのない埃をかぶった
小さなアンプらしき物があった。
川井店長に「これは何ですか」と尋ねると、
「今入ったところで私も見たことがないアンプです」と答え、
「今調べます」とガイドブックで調べ始めた。
昭和31年製SANSUIのアンプだった。
私の生まれた年と同じ製造年である。
欲しくもないのに買おうと思った。
「店長、音を出して下さい」と言うと、
店長は「こんな古いのは止めた方がいい」と言う。
なおさら欲しくなり「とにかく音を出してくれ」と言うと嫌な顔をされた。
「じゃあ自分でつなぐ」と勝手につないだ。
音が出てくると最初はぼわっとしていたが次第に良くなってきた。
買うことにした。
「これ持っていく」と言うと
店長は「本当ですか?やっぱり止めた方がいいです」と言う。
その後すこしやり取りをしたが、
最後に店長は「壊れても保証は出来ません」と言った。
「3日ぐらいは保証して下さい」と頼むと
店長は「十日間は保証しますよ」と言ってくれたので私は非常に嬉しかった。
値段も私の納得のいく金額になった。
私はお金を払いアンプを自転車のかごに入れて自宅に急いで帰った。
いつもであれば後二三軒オーディオ店を見て帰るのであるが、
今日はなんか得した感じになり
梱包用のプチプチシートに包まれたアンプに目をやり浮き浮きして帰った。
これからこのアンプの物語が始まる。
(次回に続く)
●《2.解体新書JBL4343》──
現在JBL4344Mk2を愛用している京都市の近藤賢二様のリクエストです。
愛用しているオーディオの基盤となっている技術には好奇心がそそられます。
リクエストに添えられたコメントを紹介させていただきます。
JBL4344Mk2は基盤に4343の技術革新の成果を取り入れて、
よりワイドレンジで、洗練されたものとなった。
本来スタジオモニターは、
レコーディングスタジオなどの業務用に使われる事を前提に
作られたものであったと思う。
当方が知るかぎり日本のオーディオファイルは
JBLスタジオモニターの優れたポテンシャルを見出し、
驚くべきサウンドの世界を切り開いた。
今何百台かのJBLスタジオモニターが、
日本のハイエンドオーディオファイルのリスニングルームで、
おそらくは設計者も予想しなかったほどの音響を再生している。
当時はこの4343/Bにも憧れていた。
JBLの数え切れない魅力の中でも、
最も魅力的なのはスピーカーユニット群であると思う。
これがなければ今のJBLのあのサウンドは聴き得るべくもなかったと思われる。
(最新のJBL4348も良いですが、
現在愛用の4344MK2が今最高の音質を再現してくれています。
勿論これもハイファイ堂越濱店長にお世話して頂いた最高のものです。)
そこで、解体して見せて欲しい所は
(1)トゥイーター/コンプレーションドライバー
(2)ウーファー/ミッドバス
(3)ホーン/レンズ(ホーンの長さ)
(4)ネットワーク
(5)エンクロージゥアーの組み合わせ
(6)当時の吸音内装材 等々
できるだけ多く解体して見せてください。
(くれぐれも後で組み直せなくならない程度に)
近藤様に組み立ての心配をしていただいたのですが、
解体後、意外な結果が待っていました。
詳しくは佐竹のレポートをご覧ください。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040416/kaitai.html
●《3.メルマガオークション》──
71号の開札結果です。
1.マッキントッシュ70’カタログ
入札: 0件 最高価格: 0円
2.GARRARD 301取扱説明書
入札:15件 最高価格:6,100円
3.コロンビア 10人の大作曲家の生涯と作品
入札: 2件 最高価格: 150円
4.レコード藝術 12月号臨時増刊 ステレオのすべて 1966
入札: 5件 最高価格:2,500円
今週の締切日時は4/22(木)21:00です。
1.Stereo Sound 1976 WINTER 別冊
世界のオーディオシリーズ2/ McINTOSH マッキントッシュ
定価1.900円 B5版215ページ 昭和51年11月30日発行
別冊ステレオサウンド人気シリーズ「世界のオーディオ」のMcINTOSHです。
今回のものは、なんと帯付きです。
大須本店に資料としてあったものを放出します!
角などが白く傷んでいますが、読む上では全く問題は有りません。
何と言っても奇跡的に残っている帯がスゴイです。
多少こすれて白くなっていますが大きな破れもなく残っています。
ちなみにこの帯には
「私にとってマッキントッシュは人生の目標でさえあった・・・
マニア垂涎の名器のすべてを余すところなく....」と書かれてます。
これを持たずしては真のマッキントッシュ・マニアとは言えませんね。
ぜひ手に入れてください。
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=36&id=0403601&l=JP
2.Q盤大辞典 '94.5月、'95,12月2冊セット
発行/社団法人 日本レコード協会「Q盤プロジェクト」
発行年月日/1994年5月25日、1995年12月1日
日本レコード協会加盟の全27〜30社が参加し
名盤を一冊にまとめたカタログだそうです。
赤が初版で青が第3版です。
どちらも非売品のカタログだったようです。
95年版のうらにレコード屋のスタンプが押してあります。
94年版は27社、971枚、95年版は30社2052枚の名盤が掲載されています。
見ているだけでなかなか楽しいカタログです。
各盤にアーティスト名/アルバムタイトル/レコード会社/シリーズ名、
発売日/収録曲目/解説/品番・価格/オリジナル発売日/発売メーカー名
が載っています。
有名な国内のアーティストならほぼ全てのアルバムが載っているでしょう。
コレクションの整理にも使えそうな本です。
少し落書き、傷みがあります。
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=36&id=0403602&l=JP
●《4.各店から一言》──
<大須本店>
こんにちは、どうもハイファイ堂大須本店に勤務しています僕です。
桜もグリーンになった季節です。
最近店で思う事を紹介いたします。
山口高誉
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040416/osu.html
<日本橋店>
だんだんと暖かく(暑く?)なって参りましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今週は増澤が担当させて頂きます。
これからの季節だんだんと湿気が気になります。
特にアメリカ製のスピーカーなど湿度が何%か下がるだけで
音圧も上がるそうです。
と脈絡のない話で申しわけありませんが、
今週の日本橋店HPはTHORENS TD-124MK2をご紹介します。
増澤兼治
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040416/nihon.html
<秋葉原店>
最近、タイ・ベトナム料理やメキシコ料理などにはまってまして、
店を見かけるとすぐ入ってしまいます。
先日も近所にできた、ファーストフード風のメキシコ料理屋さんに入って、
BGMのパープルやキッス(勿論デトロイト・ロック・シティ!)を聴きながら、
TACOSを食べました。ん〜美味!
ということで今回はMEXICOといえばSANTANA兄弟っつうことで、
ALTECのSANTANAでソースは以前ホルヘ・サンタナが
ファニア・オールスターズで共演してるってことでSALSAにしてみました。
題して"SANTANAでSALSAを聴こう(ニューヨリカンでごめんね)スペシャル"
本多真紀
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040416/akiba.html
●《5.最初で最後!ハイファイ堂守山倉庫店期間限定オープン》──
午後2時過ぎに社長と二宮が守山倉庫に到着しました。
バス停から15分ほど歩いただけですが、天気がいいので汗ばんでいます。
「お疲れさまです」と声をかけながら倉庫に入っていくと、
三々五々に「お疲れさまです」と店長達の声が返ってきました。
「写真取っておきますから」と越濱店長、
「メルマガのネタになりそうなものがいっぱいありますよ」と村越店長。
2名の姿は確認できたのですが川井店長が見当たりません。
社長が「川井くーん!」と叫ぶと「ここです」と川井店長が現れました。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040416/moriyama2.html
「いやー、すごいですね」と守山倉庫を初めて見る川井店長は興奮気味です。
今日掘り出した商品はお値打ち価格で店舗に展示する予定です。
電気は使えても照明がない守山倉庫では日没後の作業は困難です。
夕方には守山倉庫から大須に戻り会議を開くことになりました。
汗と埃にまみれた店長3名、社長、二宮が集まり会議が始まりました。
「守山倉庫の商品に日の目を見させましょう。
土の中でひっそりと8年間、羽化して10日で命を終えるセミのように」
と店長達から出た案は次のとおりです。
1.ハイファイ堂守山倉庫店オープン
2.オープン期間は4/29〜5/9
3.営業時間は10:00〜18:00
(照明設備がないため)
4.大きさ・重量にかかわらずどれでも1個1,000円(税込)で現状渡し
(ペアの商品は数量2個となります)
5.商品は原則お持ち帰り
(配送・保管は別途見積もり)
店長達の提案は全面的に採用されました。
「店長は私がやりましょう」と社長も大いに乗り気です。
現在守山倉庫は開店準備中です。
守山倉庫店は完全予約制です。
ご来店日時を事前にご連絡ください。
場所のご案内をさせていただきます。
mailto:merumaga@hifido.co.jp
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株式会社ハイファイ堂
愛知県名古屋市中区大須3-11-30
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〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600
秋葉原店
〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751
日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休